鯉渕健vs山口拓也

鯉渕健vs山口拓也
■63KG契約6回戦
鯉渕 健[9戦5勝(4KO)4敗/横浜光]
vs
山口 拓也[17戦4勝(2KO)11敗2分]


今年3月11日に対戦する予定だった鯉渕と山口の試合は、コロナウイルス感染の影響を受け延期となり、その後6月の予定も再延期となっていた中、再びこの新宿FACEの舞台でセットされた。

17年11月に4回TKO勝利でプロデビューした鯉渕は、2戦目を落とした後に18年度東日本新人王予選に挑んだ。3勝2KOで東決勝に勝ち進んだ鯉渕だったが、次戦で全日本新人王となった関島優作に1ポイント差の判定で優勝を逃した。

再起戦を18年11月に初の海外遠征となる韓国・益山で迎えるもアウェイで0-2の判定負け。さらに日本に戻って19年6月の後楽園ホールでも敗れ初の連敗を喫したが、11月に2回TKO勝利で復活を遂げて今回の試合を迎える。

一方の山口のキャリアは興味深い。鯉淵より一回り上の34歳は13年8月のデビュー戦をドローでプロキャリアをスタート。その後は勝ち負け引き分けを交互に繰り返すも、16年12月に初回TKO勝利で6回戦昇格が決まる。

しかし、山口が6回戦に昇格してからが苦難の道となった。17年3月から18年7月にかけて、相手や体重、場所を選ばず戦い続けた結果、5連敗。山口は1年以上の休養期間を余儀なくされた。

そうして19年11月、約1年4ヶ月ぶりに山口は同じく連敗を重ねていた元日本タイトル挑戦者の野口将志(一力)との対戦を迎える。野口も6連敗こそしていたが相手の濃さは凄まじく、日本タイトル戦では当時の王者、土屋修平(角海老宝石→REASON青木)をはじめ、世界挑戦者の細野悟(大橋)、日本ランカー柳達也(伴流)や阿部麗也(KG大和)とそうそうたるメンツを相手にした連敗だった。負けられない両者の試合、ジャッジは割れたがダウンを奪った山口を支持、2-1の判定で初の6回戦勝利を掴んだ。

山口は一部、後楽園ホールのボクシングファンには人気を博しており、入場時やコールされた際のマッスルポーズは会場に集まるファンの楽しみとされてきた。

そんな山口の体重に合わせる形で決まったこのマッチメイク。最近の試合ぶり練習内容ではジャブをビシビシと打ち、右強打に加える新たなファイトスタイルを身につけた鯉淵が飛躍を見せるのか、それとも山口が体格の優位性を活かし強打に結びつけるのか、A級昇格をかけて両選手が火花を散らす。

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