ボクシング対談を始めた理由
今回の無観客試合に向けて、決めていることのひとつが、
試合映像の販売をしないことです。
PPV、DAZNのサブスクモデルで課金してもらってスポーツ観戦する形はステキだと思います。
ただ、僕たちそれだけはやりません。
試合を有料で配信したら死ぬだけだと知っています。(実際、4年前に憤死してます)
昔は音楽を聴くためにCDを買っていましたが、今は無料で音楽を楽しむ時代です。CDが売れた時は音楽を売って商売をしていましたが、現在は音楽を集客ツールとしてLiveやグッズで商売をする時代になっています。
多くのボクサーはボクシングだけでは勝負できない
ただ、多くのボクサーは音楽で勝負することすら難しい。オンラインのアーカイブ上では、井上尚弥やロマチェンコ、カネロといった世界トップクラスと同列に並ばされます。これはなかなか残酷で、音楽一本で勝負することは極めて難しい。
じゃ、どうやって試合を見てもらうか?って言ったら、自分を知ってもらうしかないわけです。
もちろん試合で魅せるのは当たり前。
昨年7月、村田諒太 vs ロブ・ブラント2が大阪でおこなわれ、涙のリベンジに多くのボクシングファンが感動しました。
じつはあの日、
後楽園ホールでは藤岡奈穂子の世界戦がおこなわれていました。
いつもいる記者もほとんどが大阪に行っていて記者席はめっちゃ少ない状況。当然ですが、ボクシングファン、関係者の大部分の関心は村田諒太です。
だけど、後楽園ホールは満員でした。
藤岡奈穂子はじめ、出場選手たちそれぞれのファンは、村田諒太の試合ではなく後楽園ホールの興行を選んだわけです。
ボクシング界スターの試合よりも、知人の試合が優先されるわけです。
まぁ、当たり前なんですけど。
なぜ対談動画を続けているのか?
A-SIGNチャンネルでは、昨年の11月からボクシング対談を始めました。この企画を始めてから、1ヶ月の平均視聴再生数は110万を超えています。
5月は106万再生。
対談企画はボクシングに関心がある人たちにA-SIGNを知ってもらうためで、
彼らとの共通言語をテーマに話すことを心がけています。
だから、僕たちは朝倉未来や那須川天心の話はしません。
何をやっていく、という明確なものはないけど、やらないことだけは決めています。(とりあえず現時点では)
面白いと思ってもらえる話をして僕たち自身に関心を持ってもらい、そこからA-SIGNが手掛ける興行につなげていく、といった戦略ですね。
その出口戦略がコロナで塞がれ、今年は延々と喋っているだけですが・・・
ということで、今回の企画は
A-SIGNチャンネルを見てくれいている方々に向けて作っていきます。
Muchas gracias. ?Como puedo iniciar sesion?
GpNIdUyflW
DJvEkuGlTds