常に会場を満員にするプロモーター 本石昌也氏(Gツダジム会長)インタビュー

グリーンツダジムの主催する大会「CRASH BOXING」はつねに2000人以上のお客さんを集め大盛況。


次回大会 CRASH BOXING.17はWタイトルマッチとして4月21日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される。
日本ウェルター級タイトルマッチ10回戦
矢田良太(Gツダ) vs 永野祐樹(帝拳)
日本Sフライ級タイトルマッチ10回戦
奥本貴之(Gツダ) vs ユータ松尾(ワールドS)

昨年8月に枚方市民体育館で開催されたCRASH BOXING.15はA-SIGNでも配信中。



つねに会場を満員にしているプロモーター本石昌也氏(グリーンツダジム会長)。
日本チャンピオン矢田良太の出稽古のため、横浜までやってきた本石会長に直撃インタビュー。


A-sign編集室

どこのボクシング興行も集客に苦戦していると思います。
本石会長も他の試合を見にいくこともあると思いますけど、この状況を見てどう思いますか?


本石会長

見ていて思うことがあります。
一般的に言うのは、このカードを組めばお客さんが入るだろう、とか、これだけの出場メンバーが揃えばお客さんは入るだろうという希望的観測が多い。
要するにカード頼りなんですね。
僕はプロモーターとしてやってきて、つねに1500人以上集客しています。
それ、どうやって入れているの?って言ったら正直、全部自分ひとりでやっています。


A-sign編集室

具体的に教えてもらえます?


本石会長

僕は異業種交流会に6つくらい入っています。そこで宣伝をして、選手を売り込んでいます。
前回大会は2200人集客しましたが、僕だけで1500人呼んでいるんですよ。


A-sign編集室

やばっ!


本石会長

僕はつねに選手を連れて動いています。講演も月3回ほどおこなうのですが、そこにも連れて行っています。
講演を聞いてくださった方々は、ほぼ応援に来てくれていますね。


A-sign編集室

矢田選手が日本チャンピオンになったのは去年の4月ですよね。
それ以前からも、定期的に興行されていますよね?どれくらいのペースですか?


本石会長

年3回のペースで興行をおこなっています。
僕はチャンピオン作る前からでも毎回最低1500人は集客してきました。
「近い将来、この選手たちは絶対チャンピオンになります。その過程を見にきてください。僕らは必ず高いステージに登ります」と言う夢を伝えています。
僕は自分の夢、自分が何をやりたいか?と言うのを周りに伝えています。
去年、やっとチャンピオンが2人できましたけど、それまでは出ていません。
自分の中でチャンピオンがいないから興行ができない、とかそういう概念は全くなくて夢を公言してやっています。


A-sign編集室

選手を育てるっていう感覚を共有できる人たちを集めていると?


本石会長

そうです。
僕がこの選手たちを絶対チャンピオンにまで引き上げますから。
それを見にきてください、とつねに伝えています。


A-sign編集室

アイドルビジネスと近いものがありますね。


本石会長

全く一緒です。
ですので、普段ボクシング見ないとか、関わりの無い人たちがめちゃくちゃ多いですね。
ボクシング好きな人たちは、いいカードを組めば来てくれるじゃないですか。そこの部分だけは他力本願ですね。
2000人のお客さんのうち1500人は僕たちの夢に乗って見にきてくれる人たちです。


A-sign編集室

これって相当な時間、体力を費やしていますよね?


本石会長

はい。つねにお客さんに来てもらうために僕は動いています。
週3回の朝会(経営者の集まる異業種交流会AM6:00スタート)、週3回の朝練、夜は週3回ジムの練習、週3回異業種交流会や会食、講演など人と人との繋がりを作るために動いています。
僕自身は興行をやるからには、世界戦に準ずる興行にするっていう意識は自分の中でめちゃくちゃあります。イベントはお祭り、というのをすごく意識してます。僕のやっているクラッシュボクシングは、絶対に近い未来に世界の舞台に上がるとみんなに言い続けています。
デビュー戦、4回戦、8回戦の選手も、クラッシュボクシングを通じて世界の舞台に上がるんだ。
僕は選手の応援団をつけるわけではないんですね。僕ははじめっからこのクラッシュボクシングをパッケージとして売っているんです。
だから例えば矢田良太が出なくても、集客はそんなに変わらないと思います。


A-sign編集室

グリーンツダジムとしてのメッセージですね。


本石会長

そうです。
興行って、プロモーターの、会長の想いが出ると思うんですよ。毎日練習して、本番じゃないですか?いかにそこで、やってきたことが全て出ると思うんですよ。お客さんが少なかったら少ない理由があって、多かったら多い理由がある。
興行をどう見せるか、というのはつねに意識しています。お客さんが少なかったら、興行パンフレットに広告出したいとか、一緒に応援したいとか思わないじゃないですか?
だから僕はつねに満員にして活気が上がる大会にしようと考えています。



A-sign編集室

いよいよ、次の大会が近づいてきました。ビッグイベントです。
チャンピオン2人のファイトマネーに、挑戦者は2人とも日本ランキング1位の選手です。前回A-SIGNで配信させてもらった大会と比較しても、かなり経費のかかる興行になりますよね?


本石会長

そうなんですよ。
経費は前回の倍はかかります。でも、僕のやりがいも倍です。自信あります。
これは大きなビジネスチャンスですし、僕の中では楽しみでしょうがないです。


A-sign編集室

大阪の興行に東京から挑戦者が2人来るってのは、やっぱり阪神vs巨人戦みたいなテンションの盛り上がりってあるんですか?


本石会長

あります!
僕はこうやって関西でやらせてもらっていますが、正直こっちは元気ないですよ。
僕たちが東京から最強の挑戦者を呼んで、そこでしっかり防衛して、
大阪にもこんなジムがあるんだぞって、
関西にもこんなパワーがあるんだぞ、
って逆に見せつけてやろうと思っています。
だから、挑戦者がお互い東京ってめちゃめちゃ嬉しいんですよ。
しかも、あの帝拳ジムさんと、今勢いのあるワールドスポーツさんでしょ?
これ以上のやり甲斐はないですよ。めっちゃワクワクしています。
怖さもありますけどね。でもそれがあるからこそ、ロマンなんですよ。


A-sign編集室

次の会場はどこですか?


本石会長

エディオンアリーナです。
僕の中では、ボクシングといえばここの会場だと思っています。
他と比べると会場費も3倍くらいかかりますけど、僕の中ではこだわりを持ってここでやっています。


A-sign編集室

矢田選手が次の試合をクリアしたらと仮定の話ですが、の今後のプランはありますか?


本石会長

次は東洋太平洋にステップアップを考えています。もちろんチャンピオン側の都合もあるでしょうが。
頑張っていればこういう舞台を用意するよって、ジムとして選手達に見せてあげたいんです。
お金はかかりますけど、選手達は頑張っているので、僕が頑張ればいいので。

インタビューを終え、矢田良太選手の練習を見届けた本石会長は、
明日の朝会に出席するためにと、夜9時過ぎにジムを後にした。


A-sign編集室

いやぁ、
すごいエネルギーの人だった。あなたもやれば?朝会。


石井一太郎

俺は動画に力を入れている。


A-sign編集室

あ、そう。
(動画作ってんの全部おれだけど・・・)
明日も朝6時から朝会だって。


石井一太郎

だから日帰りなんだな。

♬♬♬♬
石井会長の電話に本石会長からの着信。


石井一太郎

もしもし〜今日はありがとうございました。〜〜あらま、それは大変ですね〜〜それはそれは〜〜お疲れ様です。

石井会長が電話を切る。


A-sign編集室

どうしたの?


石井一太郎

終電逃したって。


A-sign編集室

は?明日の朝会は?


石井一太郎

無理だろ。

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