これから日本人ボクサーはますます海外に赴くことになる。

先月、アメリカで世界挑戦した井上岳志、高橋竜平はともに敗れた。
井上は常にムンギアを後退させ、ロープに押し込んでは右フックをぶち込む。
陣営の女郎蜘蛛大作戦は功を奏したものの、結果はジャッジ2人が120-108をつける大差の判定負け。
現実として、スコアには反映されなかったわけだ。

先日の高橋竜平と違い、
井上君は国内で3本のベルトを巻き、満を辞してアメリカに乗り込んだ。
試合後、彼の闘志を賞賛している記事が並ぶ。
そりゃそうだよ。俺もDAZN生観戦していて熱くなったし。
じゃ、もう一回やればもっと差は縮まるのか?
たぶん、もっと広がると思う。

ほんの数年前まで、アメリカでの試合なんて帝拳プロモーションだけしかなし得ないものだと思われていた。
だけど今は違う。
TOPRANKと契約した岡田博喜は元世界王者ベルトランと戦う。岩佐亮佑のIBF挑戦者決定戦の舞台とともにアメリカ。
船井龍一のアンカハス挑戦も現実的だろうし、近藤明広は2月の挑戦者決定戦をクリアすれば海外で2度目の世界挑戦になるだろう。
この国で勝ちたいんや!

うちは3年前から海外遠征を積極的におこない、赤穂亮、松永宏信、高橋竜平は敵地で地域タイトルを獲得し、赤穂、高橋は世界挑戦まで到達した。
だが、金子大樹はロシアで敗れ引退した。
ハイリスクハイリターンだよ。





15年前からロサンゼルス、アジア周辺にちょくちょく行っていれば肌で感じるが、日本の物価は相当安くなっていってる。

ニューヨークのカフェでの朝食なんてパサパサのトースト、目玉焼、ハムに珈琲をつければ10ドルをゆうに超える。ココスならブッフェ形式で600円程度だ。
ランチでパスタにコーラーで余裕の20ドル超え。夜、飲みに行けば日本の倍はかかる。
これはニューヨークの一蘭のメニュー表。
ラーメンにトッピングで3,000円ですよ。
韓国のコンビニで買い物しても、
タイの繁華街で飯食っても日本と物価は変わらない。
来日する外国人客が年々増えているのは、物価的に日本がひと昔前の東南アジア化しているのも要因だろう。
もはや日本はアジアの中心ではない。

山下賢哉はフィリピンで元世界チャンピオンに挑戦。
先日A-SIGNのTwitterで公募したアルベルト・パガラとの試合には定常育郎が名乗りをあげた。(結局、この試合はながれたけど)
世界タイトル並びにそれに準ずる機会、地域タイトルを獲得するために、日本人ボクサーはこれからますます海外に赴くことになる。

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  1. XL RECORDINGS

    ニューヨーク物価を「アメリカの物価」なんていうのは暴論。
    おそらく、韓国はソウル、タイはバンコクしか見ていないのでしょう。
    それなら日本の物価は麻布とか表参道を差すことになる。
    それと、物価差があったから「日本は中心ではない」というのも、めちゃくちゃ。
    そもそも日本が世界の中心になったことなど1度もないし。
    世界を語るなら、もっと世界をちゃんと知った方がいい。
    まるで海外旅行に2、3度行った人が知った気になっているかのようだ。