きみは絶望という味を知っているかい?


ばったりこの男に出会った。
三垣龍次。
2009年4月、俺の最後の対戦相手だ。
彼と対戦する前年、
俺は日本ライト級王座を獲得した後、
WBC世界ライト級6位のランディ・スイコに勝ち東洋太平洋ライト級王座と世界ランキングを手に入れた。

日本王者くらいにはなれると思い始めたボクシングだけど、日本・東洋ときたら、そんじゃ世界までいっちゃいますか!ってなる。

その時のWBA王者は小堀佑介。
彼とはちょくちょく六本木に遊びに行ってた。現役中、他のジムの選手と遊んだのは小堀さんだけ。彼に挑戦できんのか?
だが、小堀さんは初防衛戦でパウレル・モーゼスにタイトルを奪われてしまう。
新王者モーゼスはドン・キングがマネージメントする選手。
故宮川オーナーに「俺はドン・キングとは一切関わらない。世界はあきらめろ」と言われた。
・・・
わかる?
この絶望感。

*アメリカ合衆国のプロボクシングプロモーター。2000年頃まではライバルのボブ・アラムと並んで2大ボクシングプロモーターとされていたが、選手への多額の未払いや契約違反などで信用を失い、現在は全盛期から大きく力を落としている。

まぁいいさ。
WBAにはもう一人ライト級王者がいるらしいじゃん。
WBAにはよくあるパターンだよね?
スーパー王者、レギュラー王者、暫定王者。
なんでもいいんすよ、俺は。
さぁ気を取りなおしてはりきって頑張りましょうと、
ボクシングマガジンのランキング表を確認してみると、
WBA世界ライト級スーパー王者に君臨するは
ファン・マヌエル・マルケス
・・・
わかるよね?
この絶望感。

*元WBA・IBF世界フェザー級スーパー王者。元WBO世界フェザー級王者。元WBC世界スーパーフェザー級王者。元WBA・WBO世界ライト級スーパー王者。元WBO世界スーパーライト級王者。世界4階級制覇王者。最終戦績は56勝40KO7敗1分

まだまだ。
だってWBCがあるじゃないですか。
ぶっちゃけ、俺は緑のベルトのほうが好きなんすよ。
さぁさぁ気を取りなおしてはりきって頑張りましょうと、
ボクシングマガジンのランキング表を確認してみると、
WBC世界ライト級王者に君臨するは
マニー・パッキャオ
・・・
わかれよ。
この絶望感。

*史上2人目の6階級制覇王者。(海外では8階級制覇と紹介されることが多い)。元WBC世界フライ級王者。元IBF世界スーパーバンタム級王者。元WBC世界スーパーフェザー級王者。元WBC世界ライト級王者。元WBO世界ウェルター級王者。元WBC世界スーパーウェルター級王者。現WBA世界ウェルター級王者。69戦60勝(39KO)7敗2分

まだまだまだまだ。
神は俺を見捨てなかった。
パッキャオはこのタイトルを返上し、Sライト級へ進出。
よかったよ。どこにでも行ってくれよ。
ところで次は誰だ?
まぁ、超大物が返上したベルトが、また超大物には渡らないでしょ。
さぁさぁさぁ気を取りなおしてはりきって頑張りましょうと、
ボクシングマガジンのランキング表を確認してみると、
WBC世界ライト級新チャンピオンは
エドウィン・バレロ
・・・
もういいよ。
わかったよ。
ごめんって。

*元WBC世界ライト級王者、元WBA世界スーパーフェザー級王者。
生涯プロ戦績27戦全KO勝利。世界王者クラスとしては、史上ただ一人のパーフェクトレコード保持者である。またプロデビューからの18戦はすべて初回KO勝ち。28歳没。

俺は気を取りなおして日本タイトル防衛ロードへと向かう。
早速、チャンピオンカーニバルで日本ライト級1位三垣龍次の挑戦をうける。
かかってこい!

って9RTKO負けだよ。
そりゃ辞めるよ。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。