村田諒太の敗北によるゴロフキン戦白紙、これぞリアルファイト

由伸ジャイアンツも村田諒太もあっさりと負けちまった。

来年から原三次政権ってあんまり新鮮味ないけど、
クセ者元木大介、神の足鈴木尚広の入閣に心躍らせ、ドラフトは根尾、吉田どっちでいくべきなのか?と朝まで討論し、生え抜き4番岡本中心の2019年新オーダーを構想する。
俺には見えるぞ。
丸佳浩の名が。浅村栄斗の名が。
FA制度は本来我が巨人軍のためにあるものだ。
そうやって飽きもせず、毎年のように同じ楽しみ方をしている。

ただ、ボクシングはそうはいかない。
負けたら、’ 次 ‘はない。
’明日’はないんだ。
どんなに壮大なプランを描いていても、負けたら白紙になる。
ガッティvsウォードは別として…

プロボクサーなら誰もが死ぬほど憧れる聖地ラスベガス。
この場所で神の階級と呼ばれたミドル級世界王者としてリングに上がる村田諒太。
森川ジョージが描くことすら憚れることがリアルに起きた。
20年来のエキサイトマッチファンからしてみれば想像すらできなかった光景。
そしてその先に待っているのが、
東京ドームでの村田諒太vs皇帝ゴロフキン。
ってすげーよTEIKENプロモーション。
俺たちにとっての村田諒太vsゴロフキンは、20年前のプロレスファンにとっての高田延彦vsヒクソン・グレイシーだ。

プロレスファンはあの日泣いた。
高田延彦の負けにではない。高田の超高速タップに。
え?プロレスラーってギブアップするの?って愕然。
あの日、プロレスファンは本気で高田の勝利を信じてたわけではない。
当時、まだ日本では幻想に近かったグレイシー柔術とプロレスラーとしての矜持を観に行ったのに。
高田は0.2秒でタップした。

村田諒太は違う。
ボクサーの戦いにフェイクはない。
マッチメイクの妙はあるものの、リング上は常にガチ。
いくらなんでもゴロフキンには勝てるとは思わないよ。でも可能性がないわけではない。なんてったってオリンピック金メダルを獲った男だ。
ゴロフキンの緻密な剛撃に対し村田は右ストレート一本勝負。村田の鉄の意志と気迫が、ゴロフキンの技量をうわ回る一瞬がくるかもしれない。

ブラント側からすれば、村田を負かす答えがエンダム戦にあるのは明らか。
チャンピオンなんか研究されて丸裸にされちゃう。おそらく戦略も引き出しもブラントの方にある。
村田がグーなら、ブラントはパーでくる。
でも村田の鉄のブロックと右ストレートなら、パーのブラントを粉砕してくれると思っていた。

俺が選手の時は、分厚いビデオ一体型ブラウン管テレビで、海外での試合を録画しながら観戦していた。たとえ結果の知れた1ヶ月前の試合でも、テレビの前で拝むように観ていたもんだ。
今は電車の中で足くんで座りながらスマホで生観戦。
時代は変わる。歳もとる。
試合が終わり、iPhoneをポケットにしまう。
村田もゴロフキンも負けちまった。
にしても、山中慎介の採点は・・・ちょっとないわ。

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