9月1日ダイナミックグローブ見どころ【報知新聞社】

9月の「ダイナミックグローブ」のメインイベントは、日本バンタム級王座決定戦だ。
同級2位・斉藤裕太(花形)と同級4位・菊地永太(真正)による10回戦。
ともにベテランの域に入った2人が、人生を懸けた戦いに挑む。

30歳の斉藤は昨年8月に王者だった赤穂亮(横浜光)に挑戦した。前半は主導権を握ったが、赤穂の反撃を防ぎきれずに9回1分13秒でTKO負け。
2月のスーパーバンタム級8回戦でも岡本ナオヤ(東拳)に敗れて一度は引退を決意した。
しかし、6月の王座決定戦へのチャンスが舞い込み、4月上旬に再始動。
同試合は相手の村中優(フラッシュ赤羽)が体調不良で試合直前にキャンセルしたが
「正直、4月は気持ちも乗らなくて練習に身も入らなかったけど、試合が流れてこれはチャンスだと思った。もっと練習できる」
と不運を前向きに捉えた。
「本当に勝ちだけがほしい。勝てば全てが報われる」と燃えている。
一方で32歳の菊地は、2013年6月の東洋太平洋王座以来5年ぶりのタイトル挑戦。
当時は和気真吾(FLARE山上)に敗れたが
「とにかくタイトルが目標。自分を見つめ直した」と課題を洗い出し、克服に励んだ。
「ジャブのモーションが小さくて、合わせてくるのがうまい」と警戒する相手をどのように攻略するのかがポイントの一つだ。

セミファイナルでは、八王子中屋から横浜光に移籍して2戦目となる元日本・東洋太平洋スーパーウエルター級王者チャールズ・ベラミーが清水 優人(木更津グリーンベイ)と対戦。
01年に来日した米国人が、14年1月に返上した東洋太平洋のベルト奪回へ向けて勝利を狙う。

58.5㌔契約8回戦に臨む阿部麗也(KG大和)と野口将志(一力)の一戦にも注目だ。
阿部は今秋の最強挑戦者決定戦にエントリーしたが、日本ランカー全員が対戦を拒否。
オープン戦として、ツイッターで対戦相手を募集したところ、手を挙げたのがタイトル挑戦経験のある野口だった。
異例の“SNSマッチメイク”はどんな結末を迎えるか。

昨年11月に米ニューヨークに乗り込み、IBF世界スーパーライト級王座決定戦で敗れた近藤明広が、復帰2戦目としてリングに上がる。

フェザー級8回戦に臨む高橋竜平(横浜光)は、6月にタイでIBF世界スーパーバンタム級14位のマイク・タワッチャイに判定勝ちし、IBFパンパシフィック王座を防衛。
敵地で見せた強さを聖地・後楽園ホールで発揮する。

第1試合のスーパーフライ級8回戦には、15年2月のデビュー後10戦全勝(8KO)の梶颯(帝拳)が登場。

アンダーカードも注目度抜群のリングに目が離せない。
(スポーツ報知・浜田 洋平)

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